今の時代、車を選ぶときに

「燃費」を気にしない人はほとんどいないと思います。

また最近では家電にも燃費が一つの判断ものさしになってきています。
家電量販店にいくとエアコンや冷蔵庫なんかはとくに省エネをアピールしているのではないでしょうか。

さぁ、ここで家はどうでしょう??

ご自宅の燃費わかりますでしょうか??

電気代が○○円で・・・ガス代が○○円で・・・

・・・これは燃費ではなく実際に払ったエネルギー価格ですね
車でいうとガソリン代月々○○円と同じものです。
これは家族人数や生活の仕方・個人差といったもので変わってしまいます。
これでは燃費性能の比較はできません。

燃費はリッター○○kmにあたるところになります。これを家に当てはめると、

「この家は暮らす上で、どのくらいエネルギーが必要か」

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この家の燃費、パッと言える人はほぼいないのでは・・・と思います。
さらに住宅の造り手側も把握しているところはほとんでないのではないでしょうか??
家は車や家電よりもはるかに高額なものなのに・・・

自分が造っている住宅の燃費を知らない・・・
車や家電といった工業製品では考えられないのではないでしょうか・・・

EU全土では家の燃費である

「エネルギーパス」を表示することが義務付けられています。

例えば不動産屋へいくと「家賃\○○」「駅○○分」「広さ○○」といったものと同じような形で「燃費=○○」というのが書いてあり
燃費が物件選びの判断基準のひとつになっています。

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→フランスの不動産屋での店頭広告(2012.2撮影)
燃費が色つきでランク付け。少ない(上のランク)ほど低燃費な物件

つまり、燃費改善をすることで条件が良くなり借り手がつきやすくなる→資産価値が上がる仕組みに役立っています。

こうした建物の燃費表示制度、2008年~ドイツ・イギリスなどで施行され、EU全土やアメリカ・中国といった国々でも始まっています。
日本でも2012年、ドイツ式一般社団法人日本エネルギーパス協会が設立され
http://www.energy-pass.jp/energypass/
日本でも遅れながら、2020年に一次エネ表示新築義務化といった流れが出始めました。

*エネルギー表示の何を表示するのか(一次エネ・二次エネ・・・etc)といった内容はまたお送りします

車もきた、家電もきた・・・さぁ次は家の番だ!

 

家の番