一日に人が口に入れるモノの量を気にしたことはありますでしょうか?
健康や美容に気を使う方は、水や食べ物などは気にされている方も多いと思いますが・・・

「食べ物は約2kg」 「飲み物は約2㍑」
に対して↓
「空気は約20kg」

最もカラダの中に入っているのは水でも食べ物でもなく空気とのこと
また一日の約90%近くを何かしらの建物の中で過ごしている現代の日本人
職場や公共空間はなかなかムズカシイですが、自宅は自分で改善することができます。

今回は大人からお子さんまで大事な大事な
【室内の空気質】についてのお話しです。

ポイントは3つ
○換気システム  ○すき間が少ない  ○湿度が一定

 

○換気システム

環境先進国ドイツで良く使われている、「デセントラル熱交換換気システム」
外の新鮮な空気を取り入れるときに、室内の熱や湿度を捨てずに再利用できるのがポイントです。
ただその時花粉や黄砂まで一緒に中に入れてしまっては大変です。
そこに花粉や黄砂などをブロックしてくれる高性能フィルターを取りいれています。

これで臭いやCO2など不要な空気は捨てながら
温度や湿度などはしっかり回収、
入れたくない花粉や黄砂は絶対に室内に入れません

 

○すき間が少ない

せっかく換気システムでコントロールしても、
肝心の建物自体にすき間があっては元も子もありません。
低燃費住宅では全棟気密測定をしております。(中間、完成の全2回)
モデルハウス(36坪)程度の家中のすき間を一か所に集めたと考えると
一般的な気密性能  →  A4用紙サイズのすき間
低燃費仕様     →  名刺より小さいすき間

すき間が多いということは意図しないところから、外の空気が入ってきてしまうということ
これでは換気計画をしても机上の空論、意図したとおりの空気の流れになりません。
意図できないということは、汚れた外の空気も余分に入れてしまいます。

建物の気密をとること、これは光熱費、快適性、耐久性にも重要ですが
空気質にも重要なポイントです。

 

○湿度が一定

低燃費住宅の室内は室湿度が50%前後で保たれております。
これは乾燥する冬場や、またジメジメする梅雨時期に特に体感していただけると思います。
もちろん加湿器や除湿機などには頼りません。
乾燥しすぎないことで、室内の花粉・微粒子が舞わないことはもちろん
ウィルスなど風邪の予防にも大変効果があります。

室内の壁には、天然の紙を素材にしたドイツ製壁紙「ルナファーザー」の上に
ホタテの貝殻を粉砕し塗料にした「ルナしっくい」
床には無垢のヒノキ材、梁や化粧柱その他構造躯体すべてに
熊本産の天然乾燥杉材をふんだんに使用しています。

こうしたとこから、自然素材の調湿作用、天然の木の香りが生まれ、
快適な室内環境になっています。

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実際、わたくし(by 設計リーダー金矢)も花粉持ちですが、
モデル内で仕事をしているときは症状がかなり和らぎます。
またモデルハウスに来場いただくとみなさん2時間近く滞在して頂く方が多いです。
居心地がよく、快適というのがそうさせているのかなぁ・・・と感じていました。

 

 

空気清浄機を買うのではなく、使わなくてもよい家にすること・・・

低燃費にするための工夫のひとつです。

ぜひ一人でも多くの人に体感して頂きたいと思います。