初めまして!低燃費住宅九州、新入社員の清原です。

入社して学んだ低燃費住宅の家づくりを、ブログを通して

わかりやすく発信していきますので、よろしくお願いします。

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皆さまは「COP21(パリ協定)」をご存知でしょうか?

パリで発生した同時多発テロの後、そのパリで開催されることでも注目を集め、

記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

 

COP21(パリ協定)とは、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議の略称で、

2020年以降の新たな温暖化対策の国際枠組みを決めた会議です。

2015年11月30日~12月11日の期間に開催され、

代表の小山もCOP21国連ビジネス会合に参加してきました。

先進国だけに対策を義務づけてきた京都議定書に代わり、

途上国を含むすべての国が参加した枠組みであるといった特徴があります。

 

COP21で採択されたパリ協定を3つのポイントで説明します。

① 2℃未満目標

・産業革命前からの世界の平均気温上昇を2℃未満に抑えることを目指し、

その努力目標として、平均気温上昇を1.5℃未満に抑える。

ちなみに、産業革命後からすでに約1℃上昇済みのため、残された余裕は少ない状況です。

② 実質排出ゼロ

・今世紀後半に人為的な温暖化ガスの実質排出ゼロを目指す。

→そのためには、徹底的な省エネと、爆発的な再エネの普及が必要です。

③ 5年更新計画

・世界各国は温暖化ガス削減目標を設定し、5年ごとに検証し見直す。

 

※ここで注意していただきたいのが、

世界の平均気温上昇を2℃に抑えれば被害が全くないわけではなく、

それでも一定の被害は避けられないが、何とかできる限界として

世界が目指す目標が2℃未満と定まったということです。

 

研究者によれば、

「世界の平均気温の上昇は温暖化ガスの累積排出量に比例する」と推定されており、

2℃未満目標が持つ意味というのは、温暖化ガスの人為的排出を単にゼロにすればいいのではなく、

その累積排出量に上限があるということです。

主な内容は次の通りです。

① 燃やせる化石資源には上限がある。

平均気温上昇2℃以内の目標から計算すると、

化石資源を燃やして排出できる二酸化炭素には上限があり、

その量はおよそ1兆トン。

② 化石資源は、推定埋蔵量の約3割しか燃やせない。

化石資源を燃やして排出できる二酸化炭素の量、1兆トンから逆算すると、

燃やせる化石資源の量は、推定埋蔵量の約3割に過ぎず、

多くの化石資源は燃やせない資産となります。

 

つまり…

「近い将来、化石資源によるエネルギーが使えなくなる。」

 

いまから建てる住宅は20~30年で簡単に建て替えするわけにはいきません。

50~100年と使われ続ける建物になります。

そのため、未来の子供たちのために、地球環境とエネルギー問題を真剣に考えねばなりません。

化石資源に頼らず、快適で健康に住み続けることのできる

今の基準ではない、未来の基準になる家づくりを私たちは真剣に取り組んでおります。