最初は「中の上くらいの性能の家でいいかな」と思っていました。
そこでネットのおすすめ地元工務店で仮契約まで進めていました。同時に家についての本格的に勉強し始めました。
まず、引っかかっていた事がメンテナンスについてです。
外壁が一般的なサイディングだったので、コーキングが10年〜15年で補修することになり、足場を掛けて100万円、200万円かかってくることがあると気が付きました。
子どもの学費が必要になる10年後に100万円単位のお金を用意できているのだろうか。その後の10年毎の修繕費は一体いくら必要になるのか?とても不安になりました。
また、高気密高断熱の家は建てられるとの事でしたが、冬場は過乾燥状態になると言われて疑問を持ちました。
洗濯物が乾きやすいとのメリットを強調されましたが、一方で加湿器の使用が必要になるというデメリットがありました。
過乾燥状態だと湿度が低いため喉を痛めたり風邪を引きやすいという問題があります。
対応策として加湿器の使用によって結露が起こり易くなります。
結露が起こるとカビが生え、ダニの餌になり、ハウスダストが発生します。また、水分を含んだ断熱材は断熱能力が落ちます。勉強していくと住宅の性能は温度管理だけではなく、湿度管理が重要になり、湿度管理して結露を起こさないことがポイントになってくることが分かりました。
メンテナンス面だけでなく、結露が及ぼす健康面でも不安のある工務店にこのまま任せることが出来ないと思い、違約金を払い契約解除しました。