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【家づくりの流れ】施工編-④木工事(建方)

-家づくりの流れ

実際の物件を交えて、施工の流れをご紹介します。

建物工事のメインとなる木工事、各物件ごとに専属の棟梁が現場に入り、文字通りてまひまかけた手仕事で家を造っていきます。

最初に土台敷きです。

基礎コンクリート打設が完了すると、区画ごとに基礎立上りができあがり、ここに土台を敷いていきます。

よく言葉の意味合いで混同される場合もありますが、土台とはこの木材部分を指します。

土台の間には大引きという木材を敷き、ここには鋼製束で支えます。

弊社の場合は、土台:桧120mm角、大引き:杉105mm角となり、どちらもACQ薬剤の加圧注入材となります。

大引間には床の断熱材であるネオマフォーム100mmをはめ込みます。

ここが床の気密ラインとなりますので、ジョイント部には気密テープ処理を施します。

最後に構造用合板を敷き詰めます。いわゆる根太レス工法というものになります。


建て方当日、朝礼からスタートします。

担当棟梁だけではなく、この日は福岡棟梁チーム集合で作業にあたります。

朝礼が終わったら、クレーンが動き出し、1Fの柱が足っていきます。

つくり手の顔が見える住まいつくり、

もしお時間調整可能であれば、お施主様も朝礼に参加していただけましたら幸いです。


クレーン車で建材を運びながら2Fの床板を張っていきます。

最後に屋根の下地を組んでいきます。

ここまでくると建物の形がはっきりと見えて、ボリューム感がわかってきますね。

お施主様であれば思わず眺めたくなる瞬間ではないでしょうか?

建物規模にもよりますが、30坪程度の建物であれば概ね1日で、

50坪程度など大き目な家であれば2~3日かけてここまで作業します。

建て方は、柱・梁といった骨組み、外周部の耐力面材、内部の筋交い、耐震金物といった「構造耐力上主要な部分」

ここまでを、棟梁全員で建物の形を作っていく工程になります。

次回は断熱工事をご紹介します。

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