昨年、一昨年と寒波が訪れていますが・・・
大宰府の宿泊体験モデルは全部屋20℃以上をキープしております。
もちろん、脱衣場もトイレも1階も2階もどこへ行ってもほぼ同じ温度(±1℃程度)。
冬期の暖房設定は、6畳用の小型エアコン1台を22:00~06:00に自動運転、日中は運転停止としています。
これは人が住んでいないため生活熱(調理、お風呂のお湯、人間の活動)がゼロのため
それを想定した分のみ運転してます。
この時期、ほぼ無暖房で全部屋20℃以上をキープできる秘密の一つに
『日射熱利用』
があります。
1階リビングの窓をと通常のカメラとサーモカメラで撮影した様子です。
この日(1/16)は朝方に4℃まで冷え込み、撮影した日中では10℃ほどまであがりました。
窓ガラスの表面では35.1℃あります。ガラス面から太陽熱をもらっている状態です。
ガラス面積分の温水パネルヒーターが壁についているようなものですね。
しかもタダで!
冬場にこれを利用しない手はありません。
この状態を実現するためには
『ある一定以上の高性能窓』
『太陽の当たり方を計算した設計の工夫』
の2点が重要になります。
よく窓は熱が逃げる場所と言われますが
この『ある一定以上の高性能窓』と『設計の工夫』があれば
入ってくる熱量 > 逃げていく熱量
となり、即座に無料の温水パネルヒーターへと変身してくれます。
そのため南面はできるだけ窓をたくさんとり、熱と光をいっぱいとりいれます。
*夏はしっかり窓の外側で太陽を遮ることにより、余分な熱をとりいれず、中の冷気を外に逃がしません。
もちろん太陽がない夜や曇りではこのパネルヒーターはオフになってしまいますが、
一度取り入れた熱は逃がさない構造になっていますので、
このくらいの冬の天候では室温が下がることはありません。
太宰府モデルでは、日射なし、生活熱なし でも、
全部屋室温23℃キープするには・・・
6畳用小型エアコン1台を運転すれば十分可能です!
ウェルネストホームを体感するには、ぜひこれからの寒い時期に!