旅行に行ったさい、旅先に何を求めますか?
その土地ならではの美味しいものでしょうか。それとも、歴史や自然に触れる観光でしょうか。
どちらにしても、非日常を味わうことは心身をリフレッシュさせてくれます。
旅行と写真
旅行といえば、食べたものや景色を、つい写真に収めたくなります。
純粋に思い出に残したという理由もありますが、最近は携帯電話のカメラの性能が良く綺麗に撮れるので、撮影自体が楽しいことも理由の一つです。
近年はインスタグラムなどのSNSがかなり普及しているので、撮った写真を投稿すれば「いいね」で共感を得られることも、写真を撮る楽しさになってきました。
旅行の思い出のために写真を撮るよりも、写真を撮るために旅行に出かける方もいらっしゃるかもしれませんね。
写真でみる建築物
様々な人のSNSアカウントの写真を見ると、アカウントごとに趣向が違い、新しい価値観に触れることが出来ます。
私自身が撮る写真は、食べ物や人物ばかりなので、建物の写真がメインのアカウントを見つけたとき、「建築物を見る」という楽しみ方があることを再認識しました。
※写真はイメージです。
見るだけで心躍るような素敵な建物ばかりで、建築物に芸術性を感じられますね。
1%フォー・アート
前置きが長くなりましたが、「1%フォー・アート」をご存知でしょうか。
建物とアートの親和性が高いと思い、関連性を調べているうちに知った言葉です。
「1%フォー・アート」とは公共建築の建設費の1%を、その建築物に関連・付随する芸術・アートのために支出しようという考えです。
(引用:日本交通文化協会)
主に、パブリックアート(公共空間のための芸術・文化作品)を推進して、芸術家やアーティストを支援する活動です。
駅や空港をはじめ、学校、病院、行政施設、企業、劇場などのパブリックスペースに非日常であるアートを取り入れることで、同じ場所であっても新たな魅力が出てきそうです。
一見難しく感じてしまうアートですが、家の中に絵や、陶器を花瓶代わりに飾り家族の共有空間を彩ることも、身近な「1%フォー・アート」かもしれませんね。
アートを生活空間に
アートを生活空間に取り入れるメリットは
・空間が華やかになる
・心が豊かになる
ことだと思います。
アートには歴史的な位置付けなど、価値を測る物差しは様々ありますが、最終的には、なんとなくでもいいので「好き」という感覚を頼りにしていいと思います。
好きと感じたものを生活空間に置くことに価値があり、見るだけで気持ちが明るくなることが、アートで「心が豊かになる」メリットをもたらしてくれるのではないでしょうか。
モノにあふれる時代だからこそ、世界で一つ、自分が気に入ったアートを生活空間に取り入れてみてはいかかでしょうか。
ウェルネストホーム九州 営業推進室