Q. 家づくりを始めたときのことを教えて下さい。
勉強していくと住宅の性能は温度管理だけではなく、湿度管理が重要だとわかった
最初は「中の上くらいの性能の家でいいかな」と思っていました。
そこでネットのおすすめ地元工務店で仮契約まで進めていました。同時に家についての本格的に勉強し始めました。
まず、引っかかっていた事がメンテナンスについてです。
外壁が一般的なサイディングだったので、コーキングが10年〜15年で補修することになり、足場を掛けて100万円、200万円かかってくることがあると気が付きました。
子どもの学費が必要になる10年後に100万円単位のお金を用意できているのだろうか。その後の10年毎の修繕費は一体いくら必要になるのか?とても不安になりました。
また、高気密高断熱の家は建てられるとの事でしたが、冬場は過乾燥状態になると言われて疑問を持ちました。
洗濯物が乾きやすいとのメリットを強調されましたが、一方で加湿器の使用が必要になるというデメリットがありました。
過乾燥状態だと湿度が低いため喉を痛めたり風邪を引きやすいという問題があります。
対応策として加湿器の使用によって結露が起こり易くなります。
結露が起こるとカビが生え、ダニの餌になり、ハウスダストが発生します。また、水分を含んだ断熱材は断熱能力が落ちます。勉強していくと住宅の性能は温度管理だけではなく、湿度管理が重要になり、湿度管理して結露を起こさないことがポイントになってくることが分かりました。
メンテナンス面だけでなく、結露が及ぼす健康面でも不安のある工務店にこのまま任せることが出来ないと思い、違約金を払い契約解除しました。
Q.ウェルネストホーム九州についてどこで知りましたか?
初期費用がかかっても光熱費のランニングコストや、10年後、15年後のメンテナンス費用を考えれば、賢い買い物
住宅についての本も10冊くらい読みました。また実務者の現在進行形の情報はYouTubeを観て学んでいました。
2020年前後、ラクジュ建築の本橋さんが住宅のYouTuberとして先駆者としていたんですね。
また松尾設計室の松尾さんの語り口は、多分皆さんわかりやすいと思います。
住宅は60~70年まで機能するように考えると断熱・気密がどの程度必要なのかというのも、数値化して理屈でちゃんと説明していくのでわかりやすいですね。(ウェルネストホームは100年)
そういえば、仮契約していた地元工務店とどのくらい差があるのかな、と思って松尾設計室に電話をかけたことがあります。
松尾設計室はどのくらいのスペックなのか教えてください、と電話したら、断熱材はこれこれを何ミリ使っているとか親切に教えてくれました。
すると、地元工務店は明らかに断熱材の厚さが薄かったんです。
外壁に対して屋根は断熱材を2倍厚く入れなきゃいけないところも足りていなかった。
世間一般のコスパの良いっていうのは、屋根裏の断熱材のように見えないところで削っていたりするのだなと思いました。
またある時4人のYouTuber(本橋さん、松尾さん、今泉さん、早田さん)がちょうど出ている動画を見つけました。
そこで松尾さんが早田さんをやじるんですよね(笑)
「早田さんはやりすぎって言われるくらいに突っ切ってほしい!」
ということを言っていて、最初それを見た時に、この人(早田さん)やりすぎなんだな・・・と思いましたが話を聞いていくうちに、やりすぎってことはない、世界標準を日本に広めるために、早田さんはインパクトがあることを言って行動しているんだな、ということがわかったんですね。
だんだんとウェルネストホームで建てたいなと思うようになりました。
そこで福岡でもあるのかな、と調べるとウェルネストホーム九州の存在がある事を知りました。本家のウェルネストホームでは使えない熊本の天然木材や畳を贅沢に使用している事に憧れを抱くと共に費用面の不安が出てきました。
太宰府のモデルハウスに話を聞きに行ったり、エコワークの住宅展示場にも足を運んで出した結論は、ウェルネストホーム九州で家を建てる事でした。
初期費用が高くても光熱費のランニングコストがほぼゼロになり、10年後、15年後のメンテナンス費用が安くなるならそっちの方が賢い買い物だと思ったからです。
Q. 家づくりについて勉強する中で感じたことを教えて下さい。
費用だけでなく、標準仕様は何かという物差しで比べる
初めのころは住宅展示場に行って、同じものを建てたいと思ってしまいましたが、それは間違いでした。最高スペックだから予算に収まらない。
住宅展示場1社の年間維持費が5千万円かかると言われています。10年でモデルチェンジしなきゃいけないし、最高スペックのものを建てなきゃいけない。
だから住宅展示場では、間取りを参考にさせてもらったり、子どもが喜ぶイベントに参加するところだと思うようになりました。
もし住宅展示場に行くのだったら、その会社の標準仕様は何かという物差しで比べれば良いと思います。
ローコスト住宅はそもそも標準仕様が粗悪な建具な場合が多く、住宅展示場の家はそれを隠すかの様なオプションフルスペック仕様の詐欺紛いの展示をしている事が多々あります。
結局は建物の性能を勉強する必要があって、それは気密、断熱、構造、メンテナンスだったりします。
Q. ウェルネストホーム九州の決め手
人生を本当に豊かに過ごしたい、健康に暮らせることが大切で、将来子どもに残せるような資産になる家
中途半端な性能の家を建てても意味がないと思います。構造や断熱、気密がしっかりしていないと、家としての機能を果たせない。
もちろん家を建てるにはコストも大切です。
若い世代だと貯金もしたいし、保険や投資などその他の費用もかかると思います。
そこで結局月々の支払いをどうするかってことになると思うんですけど、うちは車を手放しました。
車があればどっかに行ったり、キャンプに連れて行くような体験もあるかもしれないですよね、でもそれは所有しなくてもできます。
都心部に建てたらそれだけ土地代も上がります。ローコスト住宅で建てたら家具を豪華にしたり自由にデザインもできるかもしれません。
ただ、長い目で見たときに、人生を本当に豊かに過ごしたい、健康に暮らせることが大切で、将来子どもに残せるような資産になる家、ということを考えたら月々の支払いが多少高くなろうと、ウェルネストホーム九州の価格は全然高くないと思いました。むしろ安い。
今泉さんのYoutube観てほしいのですが、ウェルネストホーム九州レベルの家を建てたら光熱費とメンテナンス費用を含めたトータルコストで比較すると他の家より最も安くなる。35年経過する前にそうなる。
価値があるものに対してちゃんと支払いができるのだったら、そこに注ぐ。
外で9時間働いて、結局15時間くらい家にいるんだから、ほとんど寝てる時間かもしれないけど、人生のほとんどの時間は家で過ごす。
そこにお金や時間を注ぐのが大切だと思いました。
Q. 住まわれてから感じたこと
電気代は月々の出費と太陽光発電の売電を合算するとほぼゼロ円
控えめに言って最高、大げさに言って天国です!
ちょうど3月に猫を飼い始め、猫がくしゃみをしました。
くしゃみをした時は、日差しが弱かったり少し寒いときでしたので室温が23℃でした。
であれば猫ちゃん的には23℃だとちょっと寒いかな・・・
25度までエアコン設定温度上げればハワイみたいでポカポカかな、どうしようか・・・
間とって24度にしようか、というような1℃の贅沢な悩みはありますね。エアコンの設定温度変えるだけで室温がピタッと決まるのが嬉しいです。
夏場も2階のエアコンを1台動かすだけで快適です。
電気代は月々の出費と太陽光発電の売電を合算するとほぼゼロ円なので計画通りで嬉しいです。
Q. これから家づくりをする方へのメッセージ
戸建て住宅は6面が外気に触れていることになるため、気密性と断熱性が本当に重要
現役時代であれば人生の3分の1ほど、引退したら人生の100%を家で過ごすことになります。
もし、どこかのタイミングで売りたいなと思っているなら流動性が高いマンションの方がいいですよ。
特にマンションの中住戸というのは、南窓と北側玄関以外、周り全体がお隣さんなので断熱されていると同じ。
気密もいいので、マンションはいいと思います。
一方で、戸建て住宅は6面が外気に触れていることになるため、気密性と断熱性が本当に重要です。
建築業者に依頼する場合は、それを理解している建築士だけでなく、その設計図を読んで理解できる職人集団に頼まなければなりません。
そうなると、九州ではウェルネストホーム九州しかないと思います。
もし他社と迷っている場合は、少なくともウェルネストホーム九州の家を体感してから、検討してほしいです。
コストが問題である場合は、どうやったらその費用を捻出できるか考えてほしいです。
例えば1000万円の場合、現在のローン金利で言えば月々の支払いは約3万円になります。
その3万円をクリアできれば、住宅に関するほとんどの問題が解決されます。生活の質が向上し、ヒートショックにもならず、将来的なメンテナンス費用もあまりかかりません。トータルコストは最も安いです。
また、震災があった場合でも、家族の命を守ることができます。子供にも価値ある資産を残せます。
このページを読んでいる人は、この視点にたどり着けていると思います。
そうしたら一度、モデルハウスに行って確認したり、宿泊体験したり、見学会などに参加してみてほしいです。
もしくは事前に連絡いただければ、我が家を見学してもらっても構いません。マイホーム建築頑張って下さい!
最後に、営業の西山さん、現場監督の相馬さん、建築士の金矢さん、インテリアの貞松さん、良い家になりました!ありがとうございました!